先日、2017年11月19日(日)に福岡県筑後市にある筑後広域公園 芝生広場にて開催された「筑後七国 まかない飯グランプリ」に行ってきました。
筑後広域公園は、矢部川・森林に囲まれた自然豊かな公園でドッグランや各スポーツ・イベントなど家族みんなで楽しめる公園です。
とても広く端から端まで歩くのが大変なくらいです。
筑後七国まかない飯グランプリで各ブースをうろちょろしていると、ふと一本の木に目がとまりました。
なんと桜が咲いているじゃないですか!?
この日は、気温がとても低く、風がとても強い1日でした。そんな日に間近で桜を見れるとは思いもしませんでした。
筑後広域公園で秋に咲く桜
場所は、筑後広域公園の「恋ぼたる川の駅 船小屋」側付近に一本だけひっそりと桜が咲いていました。
桜と言えば、「春」ですが、勘違いしてこの季節外れの時期に咲いてしまったようですね。
調べてみると、季節外れの桜の開花には「葉っぱ」の状態が重要な鍵を握っているそうです。
桜は本来、夏の間に翌春の花芽を作ってから休眠に入ります。
このとき、花芽には、葉で作られ、花芽に届く「休眠ホルモン」によって、咲くことを「待て」の状態にされているそうです。
そして、葉が落ち、冬の寒さで休眠から目覚め、次第に春の暖かさを感じて、つぼみが成長して開花を迎えるというサイクルとなっています。
しかし、夏に何らかの原因で葉が落ちてしまうと、継続的に花芽に届けられる休眠ホルモンが十分に届かなくなってしまい、夏の終わりを告げる涼しさを冬と間違え、その後再び気温が高くなると「あ、春が来た」と勘違いしてしまうそうです。
すると、開花までのサイクルが早まり、秋に花を咲かせてしまうことがあるとか。
たしかに、これまで風が強い日が多かったので、葉が落ちてしまったんですよね。しかも11月に入るまでは今年はかなり暖かったですからね。
そのような要因から、こんな時期に桜が咲いてしまったんでしょうね。
筑後広域公園 Webサイト
恋ぼたる | 川の駅 船小屋 Webサイト
アクセス
恋ぼたる 川の駅 船小屋
住所:福岡県筑後市大字尾島310
駐車場:あり
この日はとても風が強く、公園内では遮るものがなかったのでとても寒かったです。
そんな中、桜が開花しているのに驚きました。
恋ぼたる川の駅 船小屋では足湯があって無料で入ることができます。
寒い時は足を温泉で温めるだけで、ポカポカなりますね〜。
ふと珍しい桜を見かけたもので、今回記事にしてみました。
思ったのは、この桜は春にもまた咲くんですかね〜。