久留米市・八女市が新型コロナウイルス感染拡大による独自の支援

2020年4月20日、外出自粛や営業時間短縮などの影響で売り上げが減少し、経営が悪化した飲食店などを対象とした自治体独自の支援の概要が報じられています。

久留米市は、外出自粛や営業時間短縮などの影響で売り上げが減っている市内の飲食店を支援しようと、飲食店などの家賃を減額した店舗のオーナーの固定資産税や都市計画税を減額する方針を発表しています。

家賃減額を促し、お店側の経営を支援するのがねらいで、5月以降に申請を受け付けるとされています。

この他、経済的に困難な家庭への支援策として、小中学生がいて就学援助を受給しているおよそ3,800世帯（約5,800人）を対象に、児童生徒1人当たり1万円分（20キロ相当）の「おこめ券」を配布する方針も発表しています。

医療体制では新型コロナ専用の外来と検査センターを久留米総合病院に新たに設け、受診から検査まで一貫して対応することも公表されています。

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【情報追記】2020年4月24日、久留米市は新型コロナウイルス感染拡大に伴う第二弾の緊急支援策を発表しました。

経営が悪化した中小企業事業所を対象に市が利息を肩代わりして地元金融機関から低利で融資を受けることができる「特別枠」の新設を発表しています。

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【5/2情報追記】久留米市の市長は、新型コロナウイルス特措法に基づく休業要請が継続する可能性が高まったとして休業要請や営業時間短縮に協力した事業者に10万円を給付する方針を公表しています。市の融資制度を活用して資金を借り入れる事業所には30万円を給付する方向で検討しているといいます。※二重に受け取ることはできません。

早ければ今月中に臨時議会を開くよう議会に要請し補正予算案を提出する方針としています。

八女市は今月1日時点で八女市内に事業所を置く、およそ3500のすべての事業所に一律10万円を交付する「がんばるバイ八女応援金」を給付するとしています。

5月7日開会予定の臨時議会に補正予算案を提案し、早ければ5月8日から交付の申請を受け付けるとされています。

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この他、筑後市や柳川市なども独自支援が検討されていて、詳細がわかりましたら情報を追記します。

【情報追記】筑後市は4月23日から5月6日まで休業する筑後市内の事業所に10万円を支給する方針。バーやパチンコ店、整骨院や飲食店など接客する事業所対象としています。4月27日から筑後商工会議所が郵送で申請を受け付けるとしています。

この他、中小企業向けの融資枠を1億円増額や、新型コロナウイルスの影響により失業した人を対象に市営住宅2戸を家賃・敷金免除で提供するとしています。

各自治体の独自支援

久留米市

八女市

筑後市

大川市

うきは市

みやま市

柳川市

大刀洗町

国が全国民に配る10万円の特別定額給付金

2020年5月1日より、国が全国民に配る10万円の特別定額給付金のオンライン申請がスタート。

特別定額給付金はオンラインによる申請か、自治体より郵送されてくる申請書が必要です。

久留米市は5月下旬に申請書を発送するため振込は6月に入ってからとなる見通しと報じられています。

柳川市は5月1日に申請書の郵送を全世帯に行っています。大川市は5月7日に申請書を郵送し、最短の振込日は15日の予定。

オンライン申請分の振込は郵送分より早まる見込みとされています。