福岡県は2017年7月24日、九州北部豪雨による県内の被害額は約1,200億円を上るとの概算結果を公表しました。
被害額は今後増える可能性もあるとのことです。
被害額(概算)の内訳は河川施設が409億円、道路施設が275億円で、土砂流入、山腹崩壊により農地や森林などに被害が出て、農業が154億円、林業が132億円、商工業が104億円などとなっている。
被害額には、県管理施設に加え国、市町村管理の施設を含まれます。
2012年の九州北部豪雨のときの県内の被害額はおよそ520億円であったため、今の時点(概算)ですでにその2倍を超えています。
調査がまだ十分に進んでいない地域では今後被害額が増える可能性があるとのことです。
大分県でも、県内の被害額が少なくとも206億円に上ると発表しています。