2019年3月28日(木)、久留米市監査委員は西鉄久留米駅東口の商業ビル「リベール」を運営する第三セクター「久留米都市開発ビル」の監査結果を発表し、久留米市が保有する約21億円の債権について回収が困難であることが報じられています。
西鉄久留米駅東口の商業ビル「リベール」債権21億回収困難と監査委員が報告
商業ビル「リベール」は、2002年にテナントが相次いで撤退したため、運営する第三セクターが経営破綻し民事再生法が適用され、筆頭株主である久留米市に債務約21億円が完済されていない状況です。
大久保市長は昨年、市議会で、地方自治法に基づき同社に対する特別監査を市監査委員に要求し、経営状況や同社の市への返済状況などを解明するとされていました。
市長による特別監査の要求は久留米市初といわれていましたが今回の監査結果、売上高は低迷、約21億円の完済見通しがたたないことが判明しています。