2015年12月27日(日)6時30分~7時00分にTNC テレビ西日本において「久留米が生んだ奇才 髙島野十郎~魂の軌跡に迫る~」が特別放送されます。
特別放送では、髙島野十郎が「ろうそく」の絵を数多く描き続けた理由などに迫ります。
髙島野十郎とは?
髙島野十郎は、福岡県久留米市合川町生まれの洋画家です。
髙島野十郎(1890-1975)は「孤高の画家」あるいは「蠟燭の画家」として知られていますが、生前にはほとんどその存在が知られることはありませんでした。
福岡美術館の展覧会をきっかけに、近年ますます評価が高まり、卓越した技量に裏付けられた、息詰まるような緊張感さえ感じさせるその作品のみならず、自己の信念に誠実であろうとした画家としての生き方にもまた多くの人々が魅了され続けています。
独学で絵の道に入り、透徹した精神性でひたすら写実を追求。終生家族を持たず、画壇とも一切関わらず隠者のような孤高の人生を送りました。
主な作品
- 「絡子をかけたる自画像」 油彩・画布 1920年 福岡県立美術館蔵
- 「古池」 油彩・画布 1945-47年 個人蔵
- 「すいれんの池」 油彩・画布 1949年 福岡県立美術館蔵
- 「からすうり」 油彩・画布
- 「菜の花」 油彩・画布
- 「雨 法隆寺塔」 油彩・画布
- 「壷とりんご」 油彩・画布
番組内容
福岡・久留米が生んだ写実絵画の奇才・高島野十郎。東京大学農学部水産学科を首席で卒業するも、絵画の道に没頭する生き方を選び、終生俗世間と交じることなくただひたすらに創作活動を続けていた謎の郷土の画家です。
この高島の絵画を集めた展覧会を福岡県立美術館開館30周年記念として、2016年1月31日まで開催中です。番組では、郷里・久留米での撮影も交えながら、高島野十郎の生い立ちをはじめ代表的な作品を紹介するとともに、高島の代名詞でもある「ろうそく」の絵を数多く描き続けた理由などに迫ります。
久留米が生んだ奇才 高島野十郎~魂の軌跡に迫る~ – Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表]
どの作品も本物と見間違えるほどリアルに描かれていてすごい作品ばかりです。
現在、福岡県立美術館において髙島野十郎展が開催されています。1月31日までの開催となっています。