毎週月曜日から金曜日にFBS福岡放送で放送されている「バリはやッ!ZIP!」。6月1日(木)放送の内容が「石川アナのラブラ旅~久留米市編~ 400年の伝統がある城島瓦 生き残りをかけた挑戦」であることを先日記事にしました。
番組で紹介された「久留米市城島町の伝統ある城島瓦と城島傘」の内容をまとめてみました。
番組を通して、城島町の伝統を感じることができる素晴らしいいコーナーでした。
番組を見逃した方、見た人で紹介された内容の場所はどこ?っという方に参考にどうぞ!
INDEX
バリはやッ!ZIP!石川アナのラブラ旅~久留米市城島町編~
城島町のお酒
バリはやッ!ZIP!のコーナー「石川アナのラブラ旅」、6月1日(木)放送が久留米市城島町でした。冒頭では、久留米市城島町といえば、「酒どころ」!石川アナの大好きな町らしいです!
最初に久留米市城島町楢津にある「町民の森公園」へ。
久留米市城島町は、日本有数の酒どころです。この「町民の森公園」は町のシンボルである酒作りの工程の壁画が紹介されました。
「酒ゆえに私はみじめな孤独をしらぬ」と名言が壁画に書いてあります。
お酒で有名な「比翼鶴酒造」もちらっと映像にうつされていました。
今回の番組内容は、酒の魅力ではなく、筑後川の恵みをうけて栄えてきた城島町、お酒づくりの他にも城島町の別の魅力をご紹介するということに。ここで、400年の伝統がある城島瓦が紹介されました。
城島町の400年の伝統がある城島瓦
石川アナは、400年の伝統がある城島瓦を訪れます。
久留米市城島町は、瓦の原料となる粘土に恵まれ、約400年の歴史を持つ、西日本でも有数の瓦の産地です。そのため、町中のいたるところに鬼瓦のモニュメントがあります。
鬼瓦のモニュメントについては下記の記事も合わせてどうぞ(↓)
渋田瓦工場(久留米市城島町楢津)
石川アナは久留米市城島町楢津にある、渋田瓦工場に訪れます。
代表の渋田良一(代表)さんが登場。90年前ぐらいから渋田瓦工場はあり、三代目になるとのこと。
塀瓦や、瓦作りの工程などが紹介されます。
城島瓦の特徴は、何百年も耐えると言われる耐久性と色合いです!
瓦は近くでみると黒ではなくてシルバーにみます。いぶし銀と呼ばれ月明かりで白く輝くという言い方もされています。
いぶし銀に輝く城島瓦をこれからもずっと残していきたいと代表の渋田良一(代表)さんは新しい形へと進化させているといいます。
新たしい形を紹介するということで、外に出ると、屋根の上に・・・「猫がいる!」
そう、これも城島瓦の素材で作られたものです。
上記の写真すべて、城島瓦の素材で作られたものです。まさに瓦アート!屋根から織りてきた瓦たち!瓦という概念だけでなく、その素材をいかした品物まで作られています。
およそ10年前から、瓦を使ったオブジェやインテリア、植木鉢、工芸品として提案されています。
こういった新しい発想で城島瓦を残していきたいと紹介されました。まさにその通りですね〜。
城島町の和傘(城島和傘保存会)久留米市城島町内野
続いて石川アナは、久留米市城島町内野にある城島和傘保存会を訪れます。
城島和傘保存会の橋本渉(代表)さんに和傘についての話をします。作業場をのぞくことに。
城島和傘は筑後川の水路を利用し、材料となる竹や和紙を多く調達できたことから、かつては人々の副業として栄えました。こちらも約400年前から続く伝統工芸品です。
現在は、子供のころから作り方や技を見てきたという方が作られ伝統を守られています。全て手作りで作られいます。
最終工程の紙貼りにやってみらん?ということで、石川アナが挑戦!
初挑戦します!ヘラを持つだけでも重く疲れるということ。神経を使う作業です。
一つ一つの作業をおよそ6時間かけて和傘が完成します。
さいごに、「城島町の伝統がいつまでも続きますように」としめられ番組のコーナーは終了しました。
城島和傘は地場産くるめにて販売されています。
- 販売店:地場産くるめ
- 住所:福岡県久留米市東合川5-8-5
- 電話番号:0942-44-3700
以前、九州4K百景で紹介された城島和傘の動画
番組で紹介された店舗詳細
渋田瓦工場
- 住所:〒830-0211 福岡県久留米市城島町楢津910-3
- 電話番号:0942-62-3324
城島和傘保存会
- 住所:〒830-0202 福岡県久留米市城島町内野466-1
- 電話番号:(代表:橋本渉)Tel:0942-62-1137
番組を通して、城島町の伝統を感じることができました。
城島町和傘保存会は現在5人で活動されていますが、後を継ぐ人は今のところ誰もいないそうです。
こうした伝統工芸がなくなってしまうのは残念ですよね。歴史を風化させたくないですよね。
多くの人に城島瓦、城島和傘が広まって利用され、伝統を引き継がれていってほしいですね。