久留米市は、令和2年度(2020年)の「紫灘旗全国高校遠的弓道大会」について、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の観点から3つの密を回避しながら安全に全国大会を開催することが、人的、物的ともに対策が充分に取れない状況であること、また日程についても、高校生の夏休み期間の短縮や修練期間が充分に取れないことから、やむを得ず中止とすることを決定したことを公表しています。
来年度の大会については、感染症予防対策を念頭に開催に向けて準備するとしています。
「紫灘」とは、江戸時代・幕末期に水天宮(久留米市瀬下町)の祠宮(宮司)職であった真木和泉守保臣(従五位下和泉守平朝臣保臣)(1813年~1864年)の号です。氏は、儒学、国史、詩文・和歌に堪能で、とりわけ弓術は、かなりの腕前でありました。
「弓の名手」であったことにちなんで「紫灘旗(したんき)」と名付けられました。これを記念し、水天宮では弓道大会が開催され平成11年(1999年)、氏の没落135年、久留米市制110周年を記念し、近的競技による「紫灘旗高校弓道大会」を開催。
平成18年(2006年)、財団法人地域活性化センター(当時)のスポーツ拠点づくり事業の指定を受け、第8回大会より遠的競技による「全国高校選抜弓道大会」となりました。
令和2年度(2020年)の「紫灘旗全国高校遠的弓道大会」は新型コロナウイルスの影響により中止となっています。
久留米市 第22回紫灘旗全国高校遠的弓道大会(大会中止)
詳細は久留米市ホームページをご覧下さい↓
イベント中止・延期情報
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