2018年9月24日(月・振替休日)、福岡県久留米市大石町にある伊勢天照御祖神社(通称 大石神社)境内において「第42回 十五夜さん大綱引き」が開催されます。
大綱引きの正確な由緒や開始時期は不詳となっていますが、口伝によれば約400年前の江戸時代初めの頃から、伊勢天照御祖神社(通称大石神社)の氏子の人々が名月の夜に綱引きを行ったものと伝わっています。
綱引きをしなかった年には悪疫がはやるとの伝説もあり、無病息災・五穀豊穣を祈願して行われた行事であると考えられています。
大綱の形状が、一方の端に丸く輪を作り、他方を二叉に分けることから、大蛇の姿を表現したものと考えられ、筑後川を鎮めるための行事とも言われています。
十五夜さん大綱引きは、久留米指定・無形民俗文化財です。大綱は長さ35メートル、直径35センチ、重さ1トンもあります。
長さ35メートルの大綱が町内を練り歩いた後、境内で熱気あふれる大綱引きが繰り広げられます。
源平合戦にたとえ行われる、子ども対大人の戦いも見ものです。
第42回 十五夜さん大綱引き 約400年前に始まった伝統的な行事【久留米市】
- 開催日時:2018年9月24日(月・振替休日)17時~21時頃
- 開催場所:伊勢天照御祖神社(通称 大石神社)境内
- 開催住所:久留米市大石町132
- 主催・お問合せ:満月会保存会 Tel:0942-34-7296
例年のスケジュール
- 17:00頃~神事、開会式
- 18:00頃~小綱(7本)の町内廻り
- 19:00頃~大綱の町内廻り、小綱引き
- 20:00頃~大石抱え、串さし芋
- 20:40頃~大綱引き
久留米校区まちづくり連絡協議会
第42回 十五夜さん大綱引きの詳細は、久留米校区まちづくり連絡協議会ホームページを御覧ください。
アクセス
伊勢天照御祖神社(通称 大石神社)
住所:久留米市大石町132
満月会保存会 Tel:0942-34-7296
「十五夜さん大綱引き」は、伝統的な行事で久留米指定・無形民俗文化財となっています。
8月26日 午前6時から伊勢天照御祖神社境内において「綱つくり」が行われます。
大蛇の形をした大綱つくりは、大石北、大石中央、大石西、大石東、大石千歳、西住、西白山の皆さんによって作業が行われています。
こういった地域の皆さんのお力があるからこそ、伝統ある行事が残されています。
ぜひ伝統的な行事へ訪れてみてはいかがでしょうか。