八女市黒木町にある「黒木の大藤」が見頃を迎えていますが、4月28日に刈り取られることになったことが報じられています。
今年(2020年)は新型コロナウイルス感染予防のため「八女黒木大藤まつり」が中止となりましたが、それでも先週末から日曜にかけ連日、千人近い来訪者があっていることから、2020年4月27日、まつり実行委員会が緊急会議をし、花を刈り取る決断に至ったとのことです。
見頃の時期に刈り取るのは54年の間で初めてのことです。例年であれば花が咲き終わったゴールデンウィーク後に刈り取りが行われています。
八女市は新型コロナウイルスの感染者は、これまで出ていませんが、地域には高齢者も多く発生すれば大変なことになるだけでなく、風評被害が地元商店にも広がりかねないとして苦渋の決断に至ったと報じられています。
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【追記】刈り取られてトラックの荷台に積まれた「黒木の大藤」 pic.twitter.com/JKMj7DiNWA
— 西日本新聞社 久留米総局 (@kurumesoukyoku) April 28, 2020
花の刈り取りは、非常に残念ですが、ゴールデンウィークにかけて人出が増える可能性もあるので判断されたかもしれません。
新型コロナウイルスが終息してから、ゆっくりと大藤の花を楽しみたいですね。
※写真は過去に黒木大藤まつりに訪れたものです。
2020年5月2日、柳川市の中山大藤も人出が増えているということで、新型コロナウイルス感染拡大防止のため花を刈り取りすることが決まりました。