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宮ノ陣クリーンセンター ダイオキシン検出は人為的な操作ミスとソフト不具合が原因

宮ノ陣クリーンセンター ダイオキシン検出は人為的な操作ミスとソフト不具合が原因

久留米市宮ノ陣町八丁島にある久留米市のごみ焼却施設「宮ノ陣クリーンセンター」で固化灰から国の基準を超えるダイオキシン類が検出された問題で久留米市は、人為的な操作ミスとソフト(プログラム)の不具合が重なり、焼却停止時に炉内を高温に維持できていなかったことが原因と発表しています。

久留米市 宮ノ陣クリーンセンターで国の基準を超えるダイオキシンが検出

2019年2月の定期検査で、ごみを焼却する時に出るすすをセメントなどで固めた固化灰から国の基準のおよそ2倍にあたる5.7ナノグラムのダイオキシンが検出されていました。

固化灰の検査は年に2回行われていて、去年8月に行った検査では基準内だったといいます。2月の検査でも、排気ガスや燃えがらについてはいずれも基準内でした。

久留米市 宮ノ陣クリーンセンターで基準を超えるダイオキシンが検出

久留米市 宮ノ陣クリーンセンターで基準を超えるダイオキシンが検出

2019年3月23日

焼却炉停止手順の誤りとソフト不具合が原因と判明

2019年5月13日、久留米市は焼却炉を停止する手順に誤りがあり、炉内の温度が想定以上に下がったことが原因だっと明らかにしています。

焼却炉の運転員が必要な手動操作を失念しことや、補助するソフト(プログラム)の不具合も重なったといいます。

通常400度以上を保ち、炉内に残ったゴミを焼却するが今回300度台まで下がっていました。

久留米市は施設の運営会社に是正勧告し、組織的な指導体制の再構築やソフトの不具合改善など再発防止策の履行状況について確認を徹底するとしています。

センター周辺の大気や固形化したすすを埋める最終処分場(高良内町)の周辺の水質に影響がないとのことです。

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