2025年5月1日~7月20日までエツ漁が解禁されます。
エツは、カタクチイワシ科の魚で、国内では有明海にのみ生息し、この時期に産卵のため筑後川下流域に遡上してきます。 限られた場所、限られた時期にしか獲れないことから、希少な魚である為、漁の解禁期間は5月1日~7月20日と決められています。

初夏にかけて小旗をはためかせ、霞の中を行き交うエツ舟は、城島の風物詩となっています。
エツ漁の期間中(5/1~7/20)は、久留米市城島町近辺の飲食店で南蛮漬けやあらい、天ぷらなど様々な料理で味わうことができます。
旬の季節にだけ味わうことが許される貴重な郷土料理を味わってみてはいかがでしょうか。
エツ物語・エツ伝説
そのむかし、一人の僧侶が筑後川を渡りたいと困っていました。
そこを通りかかった渡し舟の船頭は僧侶をのせてあげました。
払うお金がなかった僧侶は、近くに生えていたヨシの葉を取り、それを川に浮かべたところ・・・
ヨシの葉がたちまち魚(エツ)に変わりました。その後、この地域はエツのおかげでこの地域は繁栄することができたとされています。この僧侶はのちの弘法大師(空海)であった。という伝承が、福岡県、佐賀県の筑後川下流域に伝わっています。
城島のエツ|貴重で希少な旬の郷土料理

わたしの一言

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獲れたての城島のエツ料理は絶品です。期間中、エツを味わってみてはいかがでしょうか。