昨日(2019年6月23日)、久留米市城島町にある六五郎橋下(六五郎橋河川敷公園)にて「第16回 城島エツ祭(エツッサイ)」が開催されました。
珍魚エツを味わおうと「城島エツ祭」へ訪れました。大勢の家族連れらが訪れ、初夏の味覚を楽しんでいました。
エツ(斉魚)は、この時期に産卵のため筑後川下流域に遡上してくる日本では筑後川のみ生息する(有明海にも生息する)カタクチイワシ科の魚です。
エツ漁解禁の5月~7月になると産卵のため筑後川をのぼり、城島町の付近までやってくることから、久留米市城島町ではエツが有名となっています。
「エツを地域おこしに」と、住民らでつくる実行委員会と、エツ漁師らでつくる城島・川を愛する会が、エツ祭を開催し、今年で16回目となっています。
数量限定の「城島エツバーガー」を食べましたが、美味しくこの時期ならではの味を堪能できました。
早速、「城島エツ祭」をリポートします。
INDEX
城島エツ祭 会場へ
城島エツ祭が始まる10時頃に訪れましたが、会場には大勢の家族連れらが訪れていました。
会場には約20の出店が並び、エツの唐揚げ・エツ南蛮・エツ寿司、エツ天うどん、エツ餃子などエツを使った様々な料理が販売されていました。
珍魚「エツ(斉魚)」
ちなみに上記の写真が珍魚「エツ(斉魚)」です。
エツは、体長約30センチの大ぶりな魚で、カタクチイワシ科の魚です。
日本では有明海にのみ生息する珍魚として有名です。
身体は細長く、背が厚くて腹が薄いので、刀身のように見えるのが特徴で海にいるときは、全身が金色に輝いているので、エツのとれた漁船の甲板は金のナイフをまき散らしたように見えると言われています。
この金色の輝きは、産卵のために有明海から筑後川へ入ってからは次第に薄らいで、やがて白銀色になるという不思議な魚です。
孵化してひと月の稚魚も展示されていました。
2〜3年経過すると脂がのったエツとなります。
今年は、2019年5月1日(水)から7月20日(土)までエツ漁が解禁されています。
たくさんのエツの唐揚げ・エツ南蛮の準備・販売がされていました。
お店の前にはエツの唐揚げ・エツ南蛮を求めた来場者で行列が出来ていました。
数量限定「城島エツバーガー」
エツの唐揚げ・エツ南蛮は、前回訪れたときに食べたことがあったので、今年は前回、大人気で購入できなかった「城島エツバーガー」を購入しました。
エツバーガーは数量限定で毎年販売されていますが、祭り開始からわずか30分程度で完売していました。
他にもお店を回って私の大好きなあつあつ揚げたて「松きのこ天ぷら」と「松きのこの中華ちまき」を購入しました。
「城島エツバーガー」と一緒にランチとしました。
エツバーガーはボリュームがあり、食べごたえがあります。
エツのすり身が入っていて、エツの味を感じることができます。バーガーにしても美味しいですね〜。
この時期ならではの味を堪能しました。
続いて「松きのこ天ぷら」です。
ギュッときのこの旨みが天ぷらに閉じ込められていて噛むとジュワッーと旨みが出てたまらなく美味しいです。
「松きのこの中華ちまき」はご飯がモチモチしていて、松きのこと風味を活かした味でこれまた美味しかったです。
我が家はこのお店の「松きのこ天ぷら」が大好きで見かけるとよく購入しています。
様々なお店が出店
粘土細工や射的、田中製麺のエツうどん、県立三潴高校調理部の生徒が考案した「エツ餃子(ギョーザ)」などもありました。エツ餃子を試食しましたが、美味しかったです。
エビすくいコーナーもあり、子どもたちが喜んですくっていました。エビの動きが速く難しそうでした。
ステージでは、三潴高校和太鼓部白獅 演奏がちょうど行われていて、迫力満点!感動しました。
第16回 城島エツ祭(エツッサイ)
- 開催日時:2019年6月23日(日)10時~15時
- 開催場所:久留米市城島町 六五郎橋下(六五郎橋河川敷公園)
- 駐車場:無料駐車場あり
- 主 催:エツ祭実行委員会 Tel:090-8830-8267
共催:城島・川を愛する会
日本では筑後川下流でしか楽しめない初夏の味覚・エツを食べることができるお店
アクセス
開催場所 | 久留米市城島町 六五郎橋下(六五郎橋河川敷公園) |
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所在地 | 久留米市城島町 六五郎橋下 |
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城島エツ祭はこの時期、毎年行われています。
城島のエツを後世に残すため、エツの繁殖地の環境整備と、この地域にしかいないエツ文化を次世代につなぐ活動をされています。
エツバーガーが気になっていて今年は食べることができたので良かったです。
エツ漁解禁は7月20日までとなっています。
久留米市城島町ではエツ料理を提供している店舗が多数あります。筑後川の水で醸造した城島の地酒といっしょに味わうエツ料理は格別ですよ〜。