2018年3月15日(木)午後3時ごろ、久留米市居住の被害者の携帯電話に、警察官を騙る男から電話があり、「あなたの通帳が、詐欺に使われている。」などと言われ、検察庁の偽サイトに誘導され、虚偽の事件内容や自身の氏名が記載されたページを閲覧し、現金50万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生しています。
今月(3月)に入り、福岡県内各地で、警察官を名乗る男が、被害者方に電話をして「あなたの銀行口座から不正に現金が引き出されている」などと言って口座番号や暗証番号を聞き出し、その後、金融庁職員などを名乗る男が被害者方に訪れ、通帳やキャッシュカードを騙し取るなどのニセ電話詐欺が多発しています。
警察官や検察庁職員がホームページにアクセスを求めることや、個人情報を入力させたり、現金振込をさせることは絶対にありませんので注意しましょう。
電話でお金は全て詐欺です!すぐに相談・110番しましょう。
久留米警察署は、ニセ電話詐欺被害あわないよう、くるめセーフティネットワーク第10号を公表するなど注意を呼びかけています。
INDEX
福岡県警察 久留米警察署
【追記】3月15日午後7時にも久留米市でニセ電話詐欺事件で被害に
3月15日午後7時ごろ、久留米市居住の被害者の携帯電話に、「有料サイトの未納金がある。」「連絡なき場合は法的措置をとる。」などと書かれたメールが届き、被害者がメールに記載された電話番号に電話をしたところ、「このまま放置すると裁判になる。」などと言葉巧みにATMに誘導され、ペイジー決済で入金し現金を騙し取られるニセ電話詐欺事件が発生しています。
同じ日に立て続けに被害に合う事件が起きています。
ニセ電話詐欺対策は?
高齢者を狙った固定電話にかかってくることの多いのが「振り込め詐欺」です。
テレビなどで注意を促していますが、それでも一行に減らないのがニセ電話詐欺です。
身内を装うだけでなく、警察や弁護士、日本年金機構職員をかたったり、複数の人物が登場したりするなど、手口は多様化しており、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金等詐欺と複数の手口があります。
この中で「還付金等詐欺」が全国的にも増加傾向にあります。
還付金があるなどついお金が貰えるものには、手を出しそうになるかもしれませんが十分注意しましょう。
どの状況でも大切なのは、電話でお金の話が出たら「すぐに電話を切る」ことです。
一人で対応すると、だまされている事に気付けないことがあるので、相手が誰でも、行動する前に、身近な家族に話すか、警察や消費生活センターに相談するなどしましょう。
この他、ニセ電話詐欺被害を防止するため、様々な機能が付いた電話機に変えるというのもあります。
市役所などの公的機関の職員が「還付金がある。ATMに行くように。」と言ったり、コンビニなどのATMの操作を指示することはありませんのでこのことを頭の中に入れておきましょう。
ニセ電話詐欺 相談はこちら
- 久留米警察署生活安全課
電話番号・FAX番号0942-38-0110 - うきは警察署生活安全課
電話番号・FAX番号0943-76-5110 - 消費生活センター
電話番号0942-30-7700・FAX番号0942-30-7715
年金事務所の職員を名乗る不審電話にも注意!
呼出音が鳴る前に自動で相手に通話を録音する旨の警告メッセージを流す「迷惑防止」機能搭載電話を使用するのも防止につながっています。