2019年6月18日、日本学生野球協会は、久留米市の県立高校野球部に所属していた2年の男子生徒(当時16歳)が昨年6月、他の部員からいじめを受けて自殺した問題で、同校を今年3月27日~9月26日の6か月間の対外試合禁止処分としたことを発表しています。
6か月間の対外試合禁止の処分としたため、この高校は今年7月6日に開幕する夏の全国高校野球福岡大会に出場することができなくなりました。
昨年6月22日夜、久留米市の県立高校で2年生の野球部の男子生徒が自殺した問題では、この生徒がほかの野球部員から服を脱がされたり、スマートフォンを隠されたり、自殺当日に無料通信アプリ「LINE(ライン)」のグループから男子生徒を外したことなど日常的に嫌がらせを受けていたとして県の第三者委員会は自殺はいじめが原因だったと結論づけています。
公益財団法人 日本学生野球協会
【2019年7月17日情報追記】
県警が元野球部員の少年3人を書類送検
【2020年6月12日情報追記】福岡県久留米市の県立高校の野球部に所属していた2年生の男子生徒(当時16歳)が2018年6月、いじめ被害をうかがわせるメモを残し自殺した問題で、福岡県警が、元野球部員の少年3人(既に卒業)を暴力行為処罰法違反容疑で福岡地検久留米支部に書類送検していたことが報じられています。
男子生徒の自殺を巡っては、県教育委員会の第三者委員会は既にいじめとの因果関係を認めていて、生徒の死から間もなく2年。真相究明が司法の場に移るとされています。
高2いじめ自殺、不処分
【2020年6月16日情報追記】生徒への暴力行為法違反容疑で家裁送致された当時野球部員だった少年ら3人に関し、福岡家裁久留米支部が少年審判でいずれも不処分としていたことが6月15日分かっています。少年審判の開始決定は5月18日付。うち2人は5月27日付、残る1人は6月8日付で、それぞれ不処分が決まったといいます。理由は明らかになっていません。
遺族が、同級生6人に謝罪と賠償を求めた裁判
【2020年12月18日情報追記】久留米市の県立高校の男子生徒がいじめを受けて自殺した問題で、遺族が、同級生6人に謝罪と賠償を求めた裁判が始まり、父親が「謝罪を受け、息子の名誉と尊厳を回復することが、親としての務めだ」と訴えています。
被告側は、6人全員が訴えを退けるよう求めています。
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