大濠公園(福岡市中央区)で開かれてきた夏恒例の「西日本大濠花火大会」が今年(2018年)をもって終了になることを主催する西日本新聞社より突然発表されました。
「安全対策の限界」などを理由に来年以降実施しないと発表されています。
下記のように西日本新聞社 代表取締役社長 柴田 建哉 氏よりコメントが公表されています。
「西日本大濠花火大会」2018年をもって終了 安全確保の観点から難しいと判断と発表
「西日本大濠花火大会」終了のごあいさつ
福岡の夏の風物詩として親しまれる弊社主催の「西日本大濠花火大会」は、今年も8月1日夜に行い、多くの市民の皆さまに夜空を飾る大輪の花をお楽しみいただくことができました。
誠にありがとうございました。
戦後まもなく福岡市中央区の福岡県営大濠公園を会場に始めた当大会は、数度の中断・休止を経て今回で56回を数えました。
半世紀を超す歴史を刻む間に、福岡市は飛躍的な発展を遂げ、大濠公園を取り巻く環境も激変しました。
観覧者の増加や急速な周辺開発に伴って、安全な大会運営は大きな曲がり角に来ています。
数年来、主催者として観覧者ならびに周辺の安全確保の議論を重ねてまいりましたが、「2019年以降は実施が難しい」と判断するに至りました。
楽しみにされる方が多数おられることは重々承知しておりますが、安全確保の観点から断腸の思いで、ここに大会の終了をお知らせいたします。
長年にわたり、大会運営にご協力・ご支援いただいた関係者、大会を愛してくださった皆さまに心より感謝を申し上げます。
西日本大濠花火大会【公式サイト】 / 西日本新聞
詳細は西日本大濠花火大会【公式サイト】を御覧ください。
わたしの一言
久留米市の田主丸花火大会や柳川市の有明海花火フェスタも今年を最後に終了と報じられています。
突然の発表に驚きました。
毎年多くの人が訪れ、テレビ中継されるほどの花火大会でした。
2018年8月1日に開催された第56回大会が最後ということになりますね。