大型で強い台風第11号は、2022年9月5日(月)9時には東シナ海にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。
福岡管区気象台発表によると、台風は進路を次第に東よりに変えて、勢力を維持したまま9月5日夜から9月6日朝にかけて対馬海峡を通過し、9月6日明け方から朝にかけて福岡県に最も接近する見込みです。
台風が予報円の中心付近を進むと、早い所で2022年9月5日(月)昼過ぎに風速15メートル以上の強風域に、9月6日(火)未明に風速25メートル以上の暴風域に入る見込みです。このため、福岡県では9月5日夜遅くから9月6日昼前にかけて非常に強い風や猛烈な風が吹き、海上ではうねりを伴った猛烈なしけとなる見込みです。
台風周辺の暖かく湿った空気の流れ込みや台風本体の発達した雨雲により、9月6日未明から朝にかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあるとしています。落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。
また、九州北部地方では9月5日夜から9月6日午前中にかけては、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとしています。
最新の台風情報や、交通情報、自治体から出される避難情報をチェックするようにしましょう。
筑後地区では久留米市や、筑後市、大牟田市など、台風11号接近に伴い学校の臨時休業(休校)を発表しています。
久留米市は、台風11号の接近に伴い、9月5日(月)16時00分から全ての校区に自主避難所を開設しました。
【情報追記】久留米市など筑後地区で暴風警報が発表。9月6日未明から強い風がふいていて交通機関に影響が出ています。
INDEX
気象庁 | 台風情報
久留米市の防災情報
不測の事態に備え災害対策
- 風が強くなる前の明るいうちに、屋外を点検し、物が飛ばされないようにしましょう。
- 家の窓や雨戸は、しっかりと鍵をかけて、強風に備えましょう。
- 停電が考えられますので、十分な水の確保、非常食の準備、懐中電灯、電池などを備えましょう。
- 風が強いときは、できるだけ外出を控えましょう。
- 火の取り扱いに注意しましょう。
- 今後の台風情報については、テレビやラジオ放送などの最新情報を得ましょう。