今年も、2022年5月1日~2022年7月20日までエツ漁が解禁されます。
エツは、カタクチイワシ科の魚で、国内では有明海にのみ生息し、この時期に産卵のため筑後川下流域に遡上してきます。 希少な魚である為、漁の解禁期間は5月1日~7月20日と決められています。
このエツ漁解禁に伴い、エツの生息できる環境を守り続け豊漁と漁の安全を祈願し、幻の魚としないよう願う「エツ感謝祭」が、福岡県久留米市城島町にあるエツ大師堂で2022年5月1日に開催されます。
初夏にかけて小旗をはためかせ、霞の中を行き交うエツ舟は、城島の風物詩となっていて獲れたてのエツは絶品です。
解禁に伴い獲れたてのエツ料理を久留米市内のお店(えつの豊、海鮮寿し処たか山、かねひろ、みずほ庵)で味わうことができます。
エツ漁解禁とエツ感謝祭
- 開催日時:「エツ感謝祭」2022年5月1日
エツ漁解禁は2022年5月1日 ~ 2022年7月20日まで - 開催場所:エツ大師堂前(エツ感謝祭会場)
- お問合せ:エツ感謝祭実行委員会(久留米南部商工会内) Tel.0942-64-3649
エツ物語・エツ伝説
そのむかし、一人の僧侶が筑後川を渡りたいと困っていました。
そこを通りかかった渡し舟の船頭は僧侶をのせてあげました。
払うお金がなかった僧侶は、近くに生えていたヨシの葉を取り、それを川に浮かべたところ・・・
ヨシの葉がたちまち魚(エツ)に変わりました。その後、この地域はエツのおかげでこの地域は繁栄することができたとされています。この僧侶はのちの弘法大師(空海)であった。という伝承が、福岡県、佐賀県の筑後川下流域に伝わっています。
城島のエツ|貴重で希少な旬の郷土料理
久留米市城島町でエツ料理を食べることができるお店
わたしの一言
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筑後川の夏の風物詩エツが解禁されます。
獲れたての城島のエツ料理は絶品ですよ〜。期間中、エツ料理を味わってみてはいかがでしょうか。