福岡県で8月11日にかけても線状降水帯発生のおそれ 大雨災害の危険度高まる

福岡管区気象台発表によると、福岡県では、土砂災害や洪水災害の危険度が非常に高まっている所があります。8月11日朝にかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、8月11日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒しましょう。

引き続き、8月11日朝にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

対馬海峡にある前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。前線は8月11日にかけて停滞し、前線上の低気圧が11日朝にかけて対馬海峡を通過する見込みです。

このため、福岡県では、8月11日夕方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。

福岡県では、降り始めからの降水量が300ミリを超えている所があり、福岡市小呂島や宗像では24時間降水量が観測史上1位の値となっています。

現在、九州自動車道 福岡IC〜門司ICで大雨のため通行止めになるなど交通機関に影響が出ています。

現在、久留米市に大雨警報・洪水警報が発表されています。小郡市と大刀洗町、朝倉市で大雨・洪水警報、洪水警報、うきは市と八女市に大雨警報が発表されています。

【情報追記】19時現在、大雨の影響で、久留米市の一部区域で河川洪水の危険が上昇しています。【福岡県久留米市】土砂災害：警戒レベル2相当、河川洪水：警戒レベル4相当となっています。

線状降水帯が発生した場合は、局地的に雨量が増えるおそれがあります。

気象台は土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル（危険度分布）に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。

大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報

気象庁 | 福岡県の警報・注意報

久留米市の防災情報

気象庁 | キキクル（危険度分布）

久留米市 Web版ハザードマップ

久留米市：河川増水に伴う水門・樋門・樋管の開閉状況

久留米市：大雨時の排水設備等の予防や対応について

トヨタ | 通れた道マップ

iHighway :: ハイウェイ交通情報

日本道路交通情報センター：JARTIC

日本道路交通情報センターで、道路が冠水して通行止めになっている情報が記載されています。

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