久留米広域消防本部は2018年3月1日(木)に「春季火災予防運動のお知らせ」を公表しています。
春季火災予防運動は火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者等の火災による死者を無くすとともに、住民の貴重な財産の損失を防ぐことを目的として行われています。
久留米広域消防本部火災概要によると平成29年の火災発生件数は久留米市、うきは市、大刀洗町、大木町で合計146件、そのうち久留米市が104件発生しています。
主な原因で一番多かったのが「たき火 23件」、次に「放火(疑含) 19件」という結果になっています。
各自治体の火災発生件数や、火災原因は以下の通りです。
火災発生件数
火災発生件数
- 久留米市 104 件
- 小郡市 12 件
- うきは市 15 件
- 大刀洗町 11 件
- 大木町 4 件
主な原因(トップ5位)
主な原因
- たき火 23 件
- 放火(疑含) 19 件
- こんろ 16 件
- 火入れ 11 件
- たばこ 6 件
- ストーブ 6 件
- 配線器具 6 件
住宅防火 いのちを守る7つのポイント
久留米広域消防本部は、住宅防火 いのちを守る7つのポイントとして3つの習慣と4つの対策を公表しています。
7つのポイント
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「3つの習慣」
- 寝たばこは、絶対やめる。
- ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
- ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。
- 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
- 寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を備える。
- お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。
「4つの対策」
久留米広域消防本部 Webサイト
詳細は、久留米広域消防本部 Webサイトをご覧下さい
わたしの一言
▼明日(2018年3月3日)、東町公園一帯において防火パレード(雨天中止)が行われます。
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火事を防ぐには、こういった発生原因や対策を知ることが大事です。
知ることにより、未然に火事を防ぐことができます。
毎年、全国で火事・火災によって亡くなられている方がいます。個々が防災知識を高めていくことが大事だと思います。