2020年3月18日(水)、国土交通省が2020年の公示地価(1月1日時点)を公表しました。
久留米市は住宅地、商業地ともに6年連続で平均変動率が上昇しています。
大刀洗町が住宅地、商業地とも標準値を設定以来、初めて上昇しています。
全国平均は全用途で前年比プラス1・4%と5年連続で上昇となっています。
久留米市 住宅地が6年連続上昇 筑後市、小郡市も上昇
久留米市は住宅地が6年連続で平均変動率が上昇しています。
この他、筑後市は住宅地で7年連続で平均変動率が上昇、小郡市も4年連続で平均変動率が上昇しました。
久留米市で上昇率トップは、「東合川町上132番地11」で5.4%上昇となっています。
大刀洗町は「山隈字土手1720番50」が3.0%上昇と、初の上昇となっています。
福岡県内では、29市町の住宅地で上昇し、前年より増えています。
久留米市 商業地でも6年連続、筑後市は2年続けて上昇
久留米市は商業地も6年連続の平均変動率が上昇しています。
上昇率トップは久留米市役所付近「中央町33番5」が7.8%と昨年に続いて上昇、上津バイパス沿い「本山1丁目517番外」が6.7%上昇しています。
筑後市も2年続けて上昇、小郡市は28年ぶりに上昇、大刀洗町も上昇となっています。
久留米市が住宅地・商業地ともに6年連続上昇となっています。
しかも上昇率が前年より広がっています。
福岡都市圏に比較的近い筑後地区北部や駅周辺が堅調です。
公示地価は、1月1日時点ですので、新型コロナウイルスの感染拡大の長期化すると、景気減速は避けられない情勢で、地価が下落する懸念も強まっています。