2019年6月28日(金)、福岡管区気象台と九州地方整備局が緊急の共同会見を開き、梅雨前線の影響で今晩(6月29日夜)から7月1日にかけて九州を含む広い範囲で大雨が降る可能性があると警戒を呼びかています。
福岡管区気象台によると、最初のピークは、6月29日(土)の夕方から6月30日(日)の夕方にかけて九州北部の広い範囲で、24時間の雨量が200ミリから300ミリに達すると予想されています。
その後、7月1日にかけて更に雨量が増える見込みと予想されています。
200ミリは災害が起きてもおかしくないとされる雨量で、300ミリに達すると、福岡県のこの時期の1か月間の平均雨量に相当する雨が、1日で降る計算。
気象台は、気圧配置が去年の西日本豪雨の時と似ていると分析しています。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、積乱雲が発達するため落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。
自治体が出す避難に関する情報などにも注意しましょう。
【情報追記】停滞する梅雨前線の活動が活発になり、九州では7月2日ごろにかけて、局地的に雷を伴った大雨となるおそれがあり、気象台は、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。