2025年11月22日(土)、福岡県久留米市田主丸町で「第17回虫追い祭り(むしおいまつり)」が開催されます。
虫追い祭り(むしおいまつり)は、田主丸地域で3年ごとに行われる伝統行事で、筑後川遺産【登録第2号】です。
「虫追い」とは、本来、稲の害虫を鉦や太鼓を打ち鳴らし、夜は松明をつけ追い払うのが目的でした。しかし江戸時代、虫追いをした地方は、害虫のせいで米の出来が悪かろうと、年貢が割り引かれたとのことで、年貢をまけて貰うための行事でもありました。以前は全国各地で行なわれていましたが、現在はいくつかの地域でしか実施されておりません。田主丸地域でも古く江戸時代から行なわれていましたが、戦後しばらく途絶えていました。
「虫追い祭り」は、竹とわらでつくった馬を30数名の若者が肩で担ぎ、人形は、鉦・太鼓のお囃子に合わせ、会場を練り歩き、合戦を行う勇壮な一種の喧嘩祭りです。町内各地・商店街などで合戦を行う昼の部と、松明を灯して巨瀬川の中で合戦を行う夜の部で、祭りは終了となります。この祭りを昭和52年に復活させ、以来3年ごとに開催されています。
本番当日の朝7:30。100人前後が田主丸天満宮で出陣式を行い、そこから一日かけて保育所や田主丸中心街など町の各所をめぐります。祭りの最後は、夜の巨瀬川で大合戦を繰り広げます。
久留米市田主丸 「第17回虫追い祭り」3年ごとに行われる伝統行事
- 開催日:2025年11月22日(土)
- 場所:にじの耳納の里
- 主催:JAにじ田主丸地区青年部
田主丸の虫追い祭 | Facebook ページ
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2025年11月22日(土)、福岡県久留米市田主丸町で「第17回虫追い祭り(むしおいまつり)」が開催されます。
田主丸地域で3年ごとに行われる伝統行事です。