2018年8月20日(月)、久留米市保健所は久留米市内の6歳の女児からO26(腸管出血性大腸菌)とベロ毒素検出したと発表しています。
8月7日から下痢や発熱の症状を訴え、家族にも感染し、現在治療中とされています。快方に向かっているとのことです。
腸管出血性大腸菌感染症
感染後3~5日間の潜伏期間を経て、激しい腹痛を伴う頻回の水様性の下痢が起こり、その後で血便となります(出血性大腸炎)。
発熱は軽度です。血便は、初期段階では、少量の血液の混入で始まりますが、次第に血液の量が増加し、典型例では血液そのもののような状態となります。
病原大腸菌のうち、O26・O111・O121・O128・O157などは、腸管内でベロ毒素という出血性下痢の原因となる毒素を作るため、「腸管出血性大腸菌」と呼ばれます。
久留米市内で腸管出血性大腸菌事案
久留米市内の男性(50代)から腸管出血性大腸菌感染症O157が検出
久留米市では8月5日にも久留米市内の男児(4)からO121(腸管出血性大腸菌)とベロ毒素検出されています。
8月10日(金)にも市内の10代の女子生徒からO121(腸管出血性大腸菌)とベロ毒素検出されています。