つい先日、家族で佐賀県鳥栖市立石町にある御手水の滝(おちょうずの滝)方面にある「自然の森フィッシングリゾート」へ行ってきました。
御手水の滝から約1キロ手前に、天然プールやバーベキュー、鯉・ヤマメ釣り!そうめん流しもできる施設「自然の森フィッシングリゾート」があるって知っていますか?
天然プールといえば、うきは市の調音の滝公園が有名ですが、久留米市からだとちょっと距離がありますよね。片道で約1時間半くらいはかかってしまいます。
この場所は、なんと福岡県久留米市の街中からだと30分ほどで行けちゃう場所なんです。
少し山奥になっていて平地よりは涼しく、天然のプールはとても冷たくヒンヤリしていて、この夏にはもってこいの避暑地です。
また釣り堀で鯉やヤマメ釣りや、そうめん流し、BBQロッジでバーベキューをすることもできるんです。
釣ったヤマメはその場で焼いて食べることもできます。釣りたてのヤマメは新鮮でとても美味しいですよ。
さらにあの不思議な乗り物「セグウェイ」に乗車することもできます!
早速、「自然の森フィッシングリゾート」についてリポートします。
INDEX
久留米市から30分!鳥栖市にある御手水の滝方面へ
この日の久留米は、めちゃめちゃ暑い日でした。
最高気温は35度超え、とにかく暑い!
子どもが朝から「プールに行きたい。釣りもやってみたい!」と無茶ぶりをするのでどうしようか考えていたところ、そういえば、以前そんなところが近場にあったことを思い出しました。
そこで家族で行こうと思い立ち、佐賀県鳥栖市立石町にある「御手水の滝」方面へ車で出発しました。
久留米市の街中からだと車で30分程度で行くことができます。
ちなみに「御手水の滝」はなんと呼ぶのだろうと言われる方が多いのですが、読み方は『おちょうずのたき』と呼びます。
ナビにそのように入力して行くと、この地に着くことができます。
ナビで検索で「御手洗の滝」「沼川河川プール」で出てこない時は、下記の緯度・経度を入力してみて下さい。
御手洗の滝 駐車場 | 緯度 33.381245 | 経度 130.454954 |
沼川河川プール | 緯度 33.376326 | 経度 130.457861 |
沼川河川プール 駐車場
御手水の滝の約1キロ手前、河川プールと自然の森フィッシングリゾートあります。
河川プールの正式名所は「沼川河川(ぬまがわかせん)プール」と言います。
このプールは無料で入ることができます。といっても小さな河川プールなので、家族で楽しむといっても小学生低学年までぐらいがちょうどいいくらいだと思います。
高学年になると物足りなさを感じるかもしれません。
沼川河川(ぬまがわかせん)プールの前に駐車場(無料)がありますが、この日は、すでにその駐車場は満車でした。
10時ちょっと前に訪れたのにもう満車とは人気スポットですよね〜。
そのちょっと手前にも大きな原っぱの駐車場(無料)があるのでそちらに駐車しました。
こちらも昼間になるといっぱいになるので、早めに訪れられることをオススメします。
駐車場から登っていくと、左手にはツリーハウスが見えてきます。
滑り台や簡易なアスレチックがあったりと、子供と一緒に楽しむことができます。
またこのツリーハウスでそうめん流しを楽しむこともできます。
自然の森フィッシングリゾート入り口
自然の森フィッシングリゾートの入り口です。
さらにその先を歩いて登っていくと自然の森フィッシングリゾートの入り口になります。
すでに多くの人が訪れていました。
入り口にトイレがあります。比較的きれいで、オムツ替えもできますので小さな子供連れの方でも安心です。
入り口をぬけると、すぐ左手にお店、右手に鯉やヤマメ釣りができる釣り堀、そしてその奥に河川プールがあります。
鯉(コイ)・ヤマメ釣りを体験!釣ったヤマメを食べることができる!
こちらは鯉(コイ)釣りができる釣り堀です。わりと大きく大人数でも楽しめます。
釣り堀では竿など借りることができるので、手ぶらで訪れても楽しむことができます。
竿やエサは持ち込み可能となっていています。
大きな鯉を釣っている人がいました。
現在(執筆時現在)、鯉つりイベントが行われていて、1時間で5匹釣れたら、大人も子供もコカ・コーラ1缶プレゼントされます。
この他、月よってイベントが開催されているようです。
こちらは、山女(ヤマメ)釣りの釣り堀です。
鯉の釣り堀より小さめの釣り堀です。
水がキレイなので透き通っていて、大量のヤマメがすぐそばで見えています。
鯉(こい)・ヤマメ釣りの料金
訪れた当時と料金が変更になっています。情報を変更しました。
鯉釣り
- お一人様(ドリンクバー込)1時間1000円
- レンタル料金
- サオ 100円(持込可)
- エサ 100円(持込可)
- 延長10分 100円
※釣り上げた鯉はリリースですが次回無料で釣れるサービス券が発行されます。
山女(ヤマメ)釣り
- お一人様(ドリンクバー込み)サオ・エサ・山女2匹セットで1,500円
- 3匹目より生で持ち帰りは300円、塩焼きは450円。山女の背ごしは1匹目から600円別途掛かります。
※一度釣り上げた山女は池に戻せず買取となります。
ヤマメ釣り体験!受付から体験までの流れ
この日は、子供と一緒にヤマメ釣りを体験することにしました。
釣り堀側の店舗に、親切なおじさんがいるので、コイかヤマメ釣りをするのか伝え、受付をしましょう。
こちらの整理券に記入して受付に渡し料金を支払います。
料金は、お一人様(サオ・エサ・ヤマメ二匹)セットで1,000円です。(※現在料金が変わっています。)
意外と手頃な価格で楽しむことができます。
もし釣ることができなくても、この料金には最低2匹のヤマメがプレゼントされます。っといっても釣れないということはほとんどありません。
受付を済ますとヤマメ釣りのサオとエサが渡されます。
ちなみにエサの写真です。
「え?これだけ?」と思われるかもしれませんが、これだけでも十分楽しむことができます。
最初に釣りを始める前に、ヤマメが釣れたときのため、バケツをもらってバケツに水を入れて起きましょう。
早速、ヤマメ釣りの釣り堀へ。場所は空いていればどこでもかまいません。
他の人の邪魔にならない程度の場所で釣ると良いでしょう。
写真の通り、うじゃうじゃと3,000匹ほどヤマメがいます。
受付のおじさんに聞いたところ、現地のヤマメではなく、大分県や宮崎県から持ってきているとのことでした。
エサは針が見えない程度に、しっかり付けて釣り堀へ投げ入れましょう。
サオをしっかり下げるのがポイントです。
少し待っているとウキがピクピクっと動いて沈みむ時があるので、沈んだ瞬間サッとサオをあげましょう。
するとヤマメを釣り上げることができます。
「よっしゃー!すぐに釣れたぞ!」(家族に自慢げのドヤ顔をみせました。(笑))
すぐに一匹目のヤマメを釣ることができました。子供は大喜びではしゃいでいました。
釣ったときの手応えも、生きがいいので気持ちがいいです。
ちょっとしたコツと慣れが必要ですが、誰でも簡単に釣ることができます。
もし全然釣れない場合は、受付のおじさんに言ったら指南してくれます。おじさんはとても上手くすぐに釣ってしまいます。
エサの付け方から、釣り方まで親切丁寧に教えてくれるので恥ずかしがらずに聞くといいですよ〜。
三匹釣ったところで終了。
ちなみに釣ったヤマメはリリースすることはできません。
繊細の魚のためすぐに死んでしまうからです。
釣ったヤマメは、すぐ側のお店で釣りたてのヤマメを塩焼きしてもらうことができます。
釣りたて新鮮なヤマメの塩焼きが美味しい!そうめん流しもできる!
釣り堀の側にある店舗で、炭でヤマメを塩焼きしてもらうことができます。
ここでポイントなのが、このヤマメの塩焼きには割りと時間がかかります。
ヤマメ釣りは人気のため、次々と塩焼きの注文が入るので混雑してくると1時間待ちといった場合もあります。
そのため、「自然の森フィッシングリゾート」へ遊びにきたら、先にヤマメ釣りをしてから河川プールへ行ったほうが良いでしょう。
待っている間、河川プールで遊ぶというのも良いでしょう。ヤマメが焼けたら店員さんが呼び出しをしてくれます。
また釣れたら、すぐにお店へその都度持っていってもOKだそうです。
まとめてより時間が早くなるので、そういった工夫をするとあまり待たずにヤマメの塩焼きを食べることができます。
店内は広くゆったりしています。食券制の飲食店となっています。
ソフトドリンクも100円とリーズナブルです。
店内では、「そうめん流し」を楽しむことができます。そうめん流しの料金は1人前(約2束)500円となっています。
各座席にそうめん流しが付いていてくるくる周るそうめんを楽しみながら食べることができます。水がとてもキレイでヒンヤリします。
麺は長崎から、つゆは鹿児島から取り寄せているこだわった一品となっていて、年間営業されているそうです。
この他、国産炭焼地鶏、ポークウィンナー、フランクフルト、国産若鶏もも肉、とうもろこし、ナンコツ、手羽先、豚バラ串なども販売されています。
お店の下に、ツリーハウスや、子供が遊べるアスレチックや滑り台があります。
子連れの方は、ヤマメが焼けるまでこちらで遊ぶと待ち時間が気にならないのでオススメです。
なんと冬場は暖炉を焚いて営業されているそうです。
少し待っていると、名前が呼ばれ、テーブルまで「ヤマメの塩焼き」を運ばれてきました。
さきほど釣りたてのヤマメがしっかり焼きあがっています。
焼きたてなのでとても熱いですので注意しましょう。
釣りたての新鮮なヤマメだけあってとても美味しい!こだわりの塩がこれまた美味しいです。
塩はモンゴルの天然岩塩を使用されているそうです。
外はパリパリ!!中はホクホクです。焼き加減が絶妙です。
身も骨がとても柔らかく全て食べることができます。
最初、子供がさっきまで生きていたヤマメの変わりようにビックリして食べようとしませんでしたが、食べてみたら美味しくパクパクと食べていました。
生き物を頂いて自分たちは生きているということを間近で教えるにはいいことですよね〜。スーパーで購入したのは調理されていてわかりませんからね。
食べ物のありがたみを知る勉強にもなると思います。
天然プール「沼川河川プール」でひんやり!
続いて釣り堀の奥の位置にある、沼川河川プールへ。
こちらにも多くの人が訪れていました。
渓流(沼川)と自然石を生かした河川プールに分かれていて、どちらでも無料で楽しむことができます。
天然プールは写真でいうと手前の方が深く、奥ほど浅い作りになっています。
そのため小さなお子さんは奥で、小学生低学年ぐらいの方が手前で遊ぶのにちょうど良いです。
深いほうは、大人の腰ぐらいまではあります。
更衣室はプールの側にありますが、女性のみです。男性は車で着替えるとか工夫が必要です。
私は駐車場に車を止めた時に、着替えてきました。
早速、子どもと一緒に、河川プールへ。
「冷たい!!」と思わず声に出してしまうほど、すごく冷たいです!
通常のプールとは比べ物にならないくらい冷たいです。
さすが川の水ですね〜。暑さが吹っ飛ぶくらいの冷たさです。
少しプールに浸かっているとその冷たさに慣れますが、長時間は身体を冷やしてしまうので、こまめに上がって体温調節されることをオススメします。
テントや屋根付きの日陰で休むことができますが、混雑時は場所を確保できないため、簡単に持ち運びできて設置でくるワンタッチテントなどを持っていかれると良いでしょう。
最近はとくに猛暑なので、日中の日なたは危険ですからね。
テント付近には、監視のおじさんたちもいらっしゃるので安心して楽しむことができます。
蜂がいたのですが、殺虫スプレーで対応しておられました。
1つ注意することは、日中の太陽の日差しでプール付近の歩道の石などが熱されているため、素足ではとても熱いのでサンダルなどは必ず持参しましょう。
また渓流(沼川)側は、藻や苔で非常に滑りやすくなっていますので、転倒する可能性がありますので、くれぐれも渓流(沼川)の側へ移動されるときは気をつけましょう。
この日、子どもが転倒してお尻を強打していました。もし転んで頭でも打ったら大変なことになりますからね。
2時間ほど川遊びしましたが、とてもヒンヤリして気持ちが良かったです。
私と子どもはプールに入ったのでヒンヤリしていましたが、待っている妻は、汗がダラダラと出ていてとても暑そうでした(笑)
BBQ(バーベキュー)ロッジ
1日2組様限定BBQロッジがあります。
1日2組様限定のプライベート空間にこだわられて営業されています。
- 時間:9時〜19時(19時以降は要予約)
- 料金:お一人様 1,000円・幼児 500円・3歳未満 無料
- 食材:持ち込み可
着火から後片付けまでスタッフが行ってくれます。食器類はもちろん、あみ・鉄板・塩コショウ・油などなど準備されているので、手軽に楽しむことができます。
バーベキューは冬場も営業されていて、防災ビニールカーテン付きなので暖かくされているそうです。
なんとセグウェイにも乗れる!
電動立ち乗り二輪車セグウェイに30分(講習時間は含みません)1,000円で乗ることができます。
こんな場所でセグウェイに乗ることができるなんて驚きですね〜。
自然の中を駆け巡ってみたい!
自然の森フィッシングリゾート
- 所在地:佐賀県鳥栖市立石町1626-2(御手洗の滝より約1キロ手前)
- 営業時間:10:00~17:00(平日)9:00~19:00(土・日・祝)夏季は22時まで ※夏休み期間中は食事も営業
- 定休日:月曜日(祝日の場合営業)年末年始は無休
- 駐車場:有(無料)
スタッフ募集
自然の森 フィッシングリゾートではスタッフを募集されています。
気になる方は応募されてみてはいかがでしょうか。
いや〜毎日暑いですよね。
クーラーを付けて家ゆっくりというのも良いですが、自然の中でおいしい空気を吸って、天然のプールで身体を動かしながらヒンヤリするというのも気持ちがいいですね。
この「自然の森フィッシングリゾート」「沼川河川プール」は久留米市から30分程度で訪れることができるのでヒンヤリするにはオススメなスポットです。
久留米市からだと海に行くにも、涼しげな滝を見に行くにも車で1時間はかかってしまいますからね。海は期間を逃すとクラゲがでますしね。
ぜひ夏休みに家族で訪れられヒンヤリされてはいかがでしょうか。