本日(2018年1月26日)、久留米市は、市内におけるインフルエンザの流行が警報レベルになったことを報じています。
久留米市では、平成30年第3週(平成30年1月15日~1月21日)に、インフルエンザの定点あたり報告数が52.27となり、国が定める警報の開始基準値である「30」を超えました。
大きな流行が発生又は継続しつつあると疑われることを表します。
INDEX
全国的にインフルエンザ患者数が拡大!統計で過去最多
久留米市だけでなく、インフルエンザ患者が全国的にみても九州が突出している状況となっています。
厚生労働省の26日の情報によると、全国5,000の定点医療機関から21日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者数が1医療機関当たり51.93人となり、統計を取り始めた1999年以降で過去最多となったと発表しています。
医療機関で受診した患者数は推計で約283万人を上っています。
都道府県別では鹿児島県が最多で、次に宮崎県、福岡県、大分県、佐賀県、長崎県、静岡県、熊本県の順となっています。
九州が突出している状況になっています。
久留米市 インフルンザ様疾患による臨時休業
今日現在(2018年1月26日)久留米市ではこれまで、インフルンザ様疾患による臨時休業を15回発表しています。
幼稚園、小学校、中学校などが学級閉鎖、学年閉鎖になるなど感染が拡大しているのが分かります。
福岡県感染症週報(福岡県感染症ホームページ)
インフルエンザをひろげないために
- 日頃から手洗いの励行に努めましょう。
- 定期的に部屋の換気を行いましょう。
- 十分に栄養や睡眠をとるなど体調管理をしっかり行い、体力や抵抗力を高めましょう。
- インフルエンザワクチンによる予防接種は、感染後に発病する可能性を減らし、重症化を予防する効果が期待できます(ワクチンの効果が現れるまでに2週間程度の期間を要します)。
- インフルエンザにかかってしまった場合には、無理をして学校などに行かないようにしましょう。
- 咳、くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむけるなどの「咳エチケット」に努めましょう。
久留米市のインフルエンザワクチンを接種可能な病院
※ワクチンが不足してない医療機関もあると思いますのでお問合せの上、病院へ行かれて下さい。
聖マリアでは、1月23日よりインフルエンザ流行期間は、院内感染防止のため中学生以下のお子様は原則、面会禁止となっています。体調不良の方の面会は遠慮下さいと記載されています。
末吉様より情報をご提供頂きました。ありがとうございます。
周りインフルエンザにかかったと、よく聞きますが、ここまで拡大しているとは驚きですね。
手洗いうがいを定期的に行ない、十分に栄養や睡眠をとるなど体調管理をしっかり行い、体力や抵抗力を高めましょう。