2017年6月3日(土)〜7月16日(日)の期間、福岡県久留米市野中町にある久留米市美術館において「夢の美術館 めぐりあう名画たち」が開催されます。
1974年、公立の美術館として全国的にも先駆けるかたちで、現在の戸畑区と八幡区の境目にあたる丘の上に北九州市立美術館が姿を現し、その後を追うこと5年、福岡市美術館が都心部の憩いの場である大濠公園に開館します。以降、この2つの美術館は、互いに個性を競い合いながら福岡の美術史を牽引し続けてきました。
北九州市立美術館と福岡市美術館のリニューアル工事に伴い、両館の顔とも言える主要な作品の数々を一堂に久留米市美術館に集めて紹介するという企画で、二つの美術館のコレクションを、所蔵館と異なった場所で組み合わせる、まるで「夢のような」美術館になります!
こんなことまずないと思うくらいの企画になっています。
久留米市美術館「夢の美術館 めぐりあう名画たち」
概 要
- 開催日時:2017年6月3日(土)〜7月16日(日)10:00~17:00 (入館は16:30まで)月曜日休館
- 開催場所:久留米市美術館
- 開催住所:〒839-0862 久留米市野中町1015
- 料 金:一般:1,000円(800円)、シニア:700円(500円)、大高生500円(400円)中学生以下無料
- 駐車場:普通車225台 200円/2時間、バス5台 500円/1回
- お問合せ:久留米市美術館 Tel:0942-39-1131
北九州市立美術館と福岡市美術館のリニューアル工事に伴い、両館の顔とも言える主要な作品の数々を一堂に集め紹介されます。
展示内容
- 北九州市立美術館と福岡市美術館のおすすめの5点を展示
ダリ、ミロ、ウォーホル、モネ、海老原喜之助、草間彌生など - 東と西 -アイデンティティの模索- 不安の時代
日本人画家による西洋美術との出会いと独自性の模索、大戦期。
ピエール=オーギュスト・ルノワール、モーリス・ド・ヴラマンク、佐伯祐三、瑛九など - ヒトとモノ -実験場としての絵画、物質としての絵画-
戦後の人物表現、物質とも絵画、オブジェへの接近。
松本俊介、ジャン・フォートリエ、イヴ・クライン、チャック・クロースなど - 絶対の領域 -スピリチュアルな風景-時間と空間
1960年代以降の風景表現と抽象。
マーク・ロスコ、東山魁夷、田淵安一、菊畑茂久馬、ロイ・リキテンシュタインなど - 物語の復権
何らかの「物語」を語るナラティヴな作品
ポール・デルヴォー、藤野一友、A.R.ペンク、ジャン=ミシェル・バスキア、やなぎみわなど
イベント開催
- 美術講座6月3日(土)14:00~15:00
『美術館で演劇?北九市美のコレクションの使い方』
会場:久留米市美術館 本館1階多目的ルーム
定員:70名(聴講無料、要「夢の美術館」展チケット)
講師:小松健一郎氏(北九州市立美術館学芸員) - 美術講座② 7月8日14:00~15:00
『あの作品はどう運ぶ?福岡市美のお引っ越し』
会場:久留米市美術館 本館1階多目的ルーム
定員:70名(聴講無料、要「夢の美術館」展チケット)
講師:渡抜由季氏(福岡市美術館学芸員) - 美術館スタッフによるギャラリートーク
6月3日、7月8日をのぞく土曜日、日曜日
14:00~14:20
集合場所:本館2階エントランス
参加無料、要「夢の美術館」展チケット
久留米市美術館 Webサイト
アクセス
久留米市美術館
住所:〒839-0862 福岡県久留米市野中町1015
電話番号:Tel:0942-39-1131
北九州市立美術館と福岡市美術館、両館の顔とも言える主要な作品の数々を一堂に久留米市美術館に集めて紹介するなんてよく実現できましたよね〜。この期間中はぜひ私も行ってみたいと思います!