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みやま市の女性がマダニに噛まれて入院 重症熱性血小板減少症候群

みやま市の女性がマダニに噛まれて入院 重症熱性血小板減少症候群

福岡県は2024年4月22日、福岡県みやま市の60代の女性がマダニに噛まれて発熱や嘔吐を発症し入院したと発表しました。

福岡県内での感染確認は今年初めてで県が注意を呼びかけています。

女性は4月15日に発熱し、その後嘔吐や下痢などを発症、症状が改善しないため医療機関を受診し入院。マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染が確認されています。

女性の症状は回復傾向だということです。マダニにかまれた痕があり、いつ、どこでかまれたか福岡県が調べています。

日本では、マダニに咬まれて感染する病気として知られているものに、日本紅斑熱、ライム病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎があります。

マダニが媒介する感染症は、西日本を中心に発生しています。

特に、春から秋にかけてマダニの活動が活発になるため、山や草むらでの野外活動の際は、注意しましょう。

草むらや藪など、マダニが生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足が完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくするなど注意しましょう。

マダニとは?

マダニはマダニ科のダニ類の総称で、食品等に発生するコナダニ類や衣類や寝具に発生するヒョウヒダニ・ツメダニ類など、家庭内に生息するダニとは種類が異なります。マダニ類は、比較的大型(吸血前で3ミリメートルから4ミリメートル)のダニで硬い外皮に覆われており、吸血すると10ミリメートルから15ミリメートルになります。

なお、家庭内に生息するダニの多くは、0.5ミリメートル以下です。日本でも全国的に分布しており、主に森林や草地等の屋外に生息していて、市街地でも見られることがあります。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは?

ウイルスを持つマダニにかまれることで感染する感染症で、発熱やおう吐、下痢や筋肉痛、それに呼吸不全などを引き起こし、場合によっては死に至ることもあります。

福岡県では、2013年から2024年4月22日までに29人確認されていて、そのうち7人が死亡しています。

厚生労働省 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A

マダニによる感染症に注意しましょう 福岡県庁ホームページ

みやま市 ホームページ

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